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「七人の侍（予告編）」
昨日は本当に久し振りでゆっくりカフェ・タイムを満喫。懸案のCD、DVD棚の整理を。あー、すっきり。
ある方から借りていて観れなかったVHSを鑑賞。実は店のDVD/VHSデッキがDVDはかかるのですがVHSが壊れていてかからなかったので別のビデオ・デッキを繋いでやっと観ることができた。黒澤明監督のインタビューも交えたドキュメンタリーで「七人の侍はこうつくられた」という番組。これが大変面白く黒澤映画の凄さを見直して。例えば共同で脚本を担当した橋本忍さんが一緒に執筆した旅館を訪ねその当時の思い出話しを語るシーンや村のロケーションを決める際の場所選びの逸話、更にナレーション役の土屋義男さんが火事の砦に入っていくシーンでの秘話等実に細かい演出、リアリティを出すためのスタッフの苦労話し、エピソードが聞けてとても参考に。特に村人役で出演した人々が実は素人でそれが大変いい演技をしたことは初めて知り。やはり日本映画の不朽の名作は様々な技巧と斬新な映画手法を駆使して製作されたことが分かって改めて映画作りのプロ根性や観る者を楽しませるための見えない努力を感じて頻りに感心。