Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Stardust / Nino Tempo & April Stevens」
昨日は月一の定休日。台風も去って日本晴れの朝を迎えたので先ずは洗濯、布団干し、部屋の整理、ゴミ出し等をして非常にすっきり。
一昨日の出張ブランディンで気になった曲をおさらい。
第2部ビートルズの「Ain't She Sweet」スペンサー・ディヴィス・グループ、トロッグス、ビージーズビージーズの「Run to Me」を紹介する時、宮治さんが「大の大人が嵐の前に聴く曲ではない」と言ってかけたのが面白かった。
その後平本さんがThe Boys Next Doorというグループ、宮治さんがかけたビリー・ストームの「Sure As You Born」が気に入り。悪かろうはずがない(@宮治さん)バリー・マン=ノエル・シャーマンの曲。
アレサ・フランクリンの曲やクラシック・フォーの「スプーキー」のカヴァーやニノ・テンポ&エイプリル・スティーブンスの「Startdust」がかかった後にテディ・ランダッゾ・プロダクションの曲でトニー・オーアンドの歌う「Think Before You Act」というナンバーが最高。
宮治さん曰く「キャロル・キングが語ったことなのですが一番最高の歌手はトニー・オーランドだ」。更に『ジャージー・ボーイズ』絡みでボブ・クリュー・プロダクションからデイル・ホーキンスの歌う「I Can't Erase You (Out Of My Heart) 」という曲も印象に。呼応して平本さんがシェパード・シスターズの「What Makes Little Girls Cry」を紹介するあたりがこの出張ブランディンの真骨頂。この2曲は曲調が違うのに器用な曲を書くボブ・クリューのことを宮治さんは「そのアーティストに合った曲作りをする」と言って評価、スペクターとの違いを指摘。
1972年のレニー・ウェルチが歌う「A Someday Kind of Love」(これも『ジャージー・ボーイス』の中でカヴァー)を素晴らしいナンバーと言って紹介。(♪kind♪をキャインドと発音しているのが耳に残りました。)
ドクター・ジョンやルル、ロバータ・フラッグの後にシェールがカヴァーしたゴーフィン=キング・ナンバーの「Yours Until Tomorrow」で締め括り。
最高の選曲、最高の時間で大満足。「ゴー・ゴー・ナイアガラ」なき後、この出張ブランディンが大瀧さんの足跡を辿れる数少ないプログラム。
次回の開催が2015年2月2日,1965年の曲特集となるよう。