Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「スカーレットの誓い (2007)/MOONRIDERS
ある方のお誘いを受けてムーンライダースの「Final Banquet 2016~最後の饗宴」というライブにかみさんも誘って。会場は中野サンプラザホールで実に久し振りのサンプラ・ライブ。このところ、ずっと武蔵小山に閉じこもったきり,中野もマゴマゴしてしまい、一緒に行った方に「初めての買物」のようにエスコート。会場でかみさんと合流して長い列に並んだ後、会場入り。会場利用の注意事項、かなり演出。「会場内でたき火」はしない。
「晩餐」のセットの元、6人の月光騎士団が現れ素晴らしいライブパフォーマンス。先ずneachが感じたことは齢既に60半ばのメンバーたちがよく動き演奏し、シングアロングを促している様に途中から感動に似た涙。同じ年代の身としてはそんな「バリバリ現役」ぶりに驚くやら励まされるやら、他の観客とは違う意味での感銘。思えばムーンライダース40周年記念ならば、neachもファン歴40年になる古参、最近の若いファンの方達も一緒になって拳を掲げてバンドと一体になっている様はとても感動的。その内、neachも隣りのファンとともに大きな声を張り上げて彼らの曲を口ずさんでいるオッサンに変身。途中、撮影許可の時間もあり、客席にマイクを持っていってファンの40周年お祝いメッセージをもらうコーナーもあり、実にインティメイトなライブ。ちょっと気になったことは武川クジラさんのヴォーカル,病気を乗り越え、時の流れと年齢を感じずにはいられ(ず)。
このバンドのライブがまたあれば是非。自分もいつまで元気でいられるか分からない年齢になったので観れる内は行っておかなければ。かちぶちさんの代わりにドラムを夏秋文尚さんは新しいメンバーと言ってもいいくらいに違和感なく、かしぶちさん不在どうしても深い欠落感。超ベテラン・バンドが東京の真ん中の会場で沢山のファンを集めて元気にライブ活動をしている姿にneachもまだまだ頑張らなくてはという持続する志のようなメッセージを感じて会場を後に。ムーンライダースという不世出のバンドに出会えて本当によかったと思える40周年ライブ。