Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

昨日もまた渋谷のシネマヴェーラまで行って「ミュージカル映画特集」に参加。今回は森さんもお誘いしていつものコース、観終った後はムルギーのタマゴ入りカレー。先ず1本目はそんなに期待していなかった『サマーストック』というジュディ・ガーランドジーン・ケリー共演、これが結構面白い映画。筋立てはちょっと不自然なところ,何よりも二人のダンス・シーンや舞台となった農場での公演シーンがそういった作りものの設定が気にならない舞台演出。見せるためのいろいろな工夫を楽しんだ方が正解。もう一度観ても飽きないミュージカル・ムービー。
もう1本併映の『フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル』はバスビー・バークレー監督の作品で期待、いわゆるバスビー・バークレー・ショットがフンダンに見られる映画ではなく、言わば戦意高揚のためのプロパガンダ映画のようで肩すかしを食らったような内容。それでもやはりジーン・ケリージュディ・ガーランドのダンス・シーンが売りの映画でテーマ曲となった「For Me And My Gal」が気に入り。『サマーストック』の音楽は大好きなハリー・ウォーレンでしたが知っているナンバーはあまり(ない)。でもハリー・ウォーレンにとってミュージカルという媒体は欠かせないテーマだったのだと。