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「私の天竺~My Blue Heaven_大瀧詠一」
一昨日の平川くんのイベントを真っ先に企画したのは勿論あの新刊本を読んでこれは是非多くの人に読んでもらいたいと思ったから。それと同時に自分の身に置き換えて「貨幣」とか「贈与」という意味をもう一度考えてみようとも思ったから。彼が会社の借金を個人で肩代わりして蓄財を無くし、おまけに病気で入院し辛い手術を体験した果てにたどり着いた考察の一部を教えてもらいたかった。
かなり整理された新しい概念、今の自分の境遇に当てはめて考えてみよう。アゲインというかなり趣味的なカフェを立ち上げ、ライブ、イベント、落語会等を受け入れ、企画し、併せて接客業、飲食を提供する仕事に携わって新しい関係の人々と交わって10年が経過し、よくも悪くも新しい環境に身を置くようになったことを振り返って考えてみたくなった。
今、取りあえず生業として成り立っているのは、自分に関わっている人たちのおかげ。そんな感謝の気持を大切に持ちながら、今後もこの小さな場所を維持していこうと思って。