Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「船頭小唄/森繁久弥
昨日は珍しく(ないか?)お客さんが少なかったので自由に自分の時間を満喫。ピザ・トースト等を作りながら大瀧さんの伝説の「日本ポップス伝」を久し振りに聴き直し。随再発見もあり非常に楽しめ。明治時代以来、欧米の音楽を取り入れて唱歌や童謡、軍歌、行進曲の変遷を大変分かりやすく解説して改めて勉強に。イベントでも取り上げた古関裕而のマーチや応援歌のことにも触れていてやはり先達はあらまほしきものなり。
古賀メロディを解析する目的で聴き比べのコーナー「影を慕いて」VS「船頭小唄」のメロディを同時に流して実証。更に「船頭小唄」VS「悲しい酒」、「天然の美」VS「船頭小唄」最後はこの4曲を並べてかけてそのサウンドの類似点を分析。一昨日話題にした小坂一也の「青春サイクリング」の解説もあってタイムリー。大瀧さんはこの曲をギターを使ってカントリー・アレンジにすればよかったのにと
その他にも服部メロディの分析や演歌の起源から洋楽、特にロカビリーの影響、さらに偉大な歌手、美空ひばりのなんでも取り入れる能力には脱帽。日本ポップスの変遷、歴史を多岐に亘って紹介、解説したくれた番組ということで改めて師匠の凄さを思い知らされた時間。