Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

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Buddy Holly with the Royal Philharmonic Orchestra (Album Trailer)」
昨日は今年初めての定休日。(今年初めては要らないか?)なかなか行けてなかった実家に行き、お隣りの宝田さんに新年のご挨拶をし餅ドラを渡し、部屋の拭き掃除。戻ってから郡さんとメールのやりとり「新SP講座」のアイデアを出し合い。
平行してずっと流していたアルバムは森さんからお借りした『BUDDY HOLLY WITH THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA』。これはハマりそうでちょっと騒いでよろしいでしょうか?先ずバディ・ホリーの曲をストリングスで甦させるアイディアが秀逸。ロックン・ローラー元祖のバディ・ホリーの曲がストリングス伴奏でも全く問題ない出来で、むしろストリングスに乗せて聴いた方が曲が生きて来るものになっている出来に驚いて。オリジナルの楽曲がどこへ持っていっても廃れないロックン・ロール・クラシックになっているからだと思い。
卑近な例で言うと大瀧さんの曲をモーメント・ストリング・カルテットで演奏するケースに似ていて、これは大いに「あり」だなと。
このアルバムのトレイラーが奥さんだったマリア・エレノア・ホリーさんやお兄さんのラリー・ホリーさんのインタビューも紹介されていて大変興味深く観ることが。
1959年2月3日、飛行機事故により22歳という若さで亡くなったことは有名ですが、この2月3日が命日という人はもう一人、我がバートン・クレーンさんがそう。(ちょっと寄り道)
このアルバムに話しを戻すと1曲目「True Love Ways」(これがいい!)に始まって「 It Doesn't Matter Anymore」(ポール・アンカ作品)「Everyday」「Heartbeat」「Raining In My Heart」と続き最後の「Maybe Baby」に至る12曲をロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとのコラボで聴くことができ、改めてバディ・ホリー熱が上がって。
クレジットを見るとコーラスで私の好きなジェフリー・フォスケットも参加しており弦アレンジだけでなく演奏も質の高いものに仕上がって。バディ・ホリーという伝説的なロックン・ローラーがきれいなストリングスで甦った珠玉の一編と言ってよいアルバム。当分これ一枚あればハイな気持でいられる年頭の傑作。バディ・ホリー・フリークの立原さんにも感想を聴きたいもん。