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信じられないイベントが終わって一息ついたものの、まだその余韻に浸っているというのが実情。
一つのバンドを30年もの間追っかけてきて、かなりの接近遭遇はあったものの、まさか自分の店でその中のメンバーの方のトーク・イベントを行うなんてことが。ことの重大性に一人興奮してまだピンときていない感覚。
エノッキーに会った際、あまりミーハーにならない方がいいですよ、とたしなめられていたので、平静を装って、流石にこらえきれず打ち上げでお側に座っておられる博文氏に声をかけて蓄音機の音を。クールな博文氏は「家にも沢山SPがあったよ」と、その横でじっと無言で聴いているクジラさんの視線も。調子に乗ってとっておきの音源を数枚かけ、針の説明やら、音の出方、蓄音機の歴史など得意の蘊蓄話し、クジラさんといいダイナマイトとクールガイを兼ね備えたシティ・ミュージシャンという印象でますますミーハー度が増して。