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ワーナーの宮治さんから送っていただいたブックレットが面白い。『アナザー・サイド・オブ・ミュージック・ブック』と題されたエッセイ本とCDのセット版で穴澤賢さんという音楽エッセイストが書いたCDブック、あっという間に全部読んで。
全く知らない方、ワーナーの「宮治淳一のライノな日々」にその発売記念イベントの映像。有名な人気ライターの方。何が面白いって、この穴澤さんの女性に対する感性とか、音楽に絡めた体験談などが素直に語られていて大変好感が。
例えば「オセロじゃないんだからさ」という項目では女性はその場で白黒をつけたがる傾向を男性の思考パターンからうまく表現。他にも「負け戦でもいいじゃないか」とか「男女をバンドに例えたら」とか「もめたくなければひとりで観るべし」とかいった男の本音トーク炸裂。でもこの本、女の子が読んだらどう思うのだろう？、是非この本は男性諸君より女性陣に読んでもらいたい本。
CD（穴澤さんのエッセイに登場するアルバムからの選曲）のセンスも申し分ないもの、何よりもシングル盤もどきのデザインにグラっと。岡優太郎というデザイナーの人も素晴らしい。