Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

何とも実のある休日。これと言った出来事があったわけではなく、そうであるから逆に普段と違う時間の過ごし方ができた一日。
たっぶり寝て何の制約もない時間に起き、シャツにアイロンをかけ部屋を少しきれいに。店に寄り書類を持ち出して田園調布の警察まで免許の書き換えに。戻ってきたらメールがいろいろ、返事や対応。
ずっと前に購入した『考える人』の村上春樹ロング・インタビューをじっくり読み。Neachは村上春樹の熱心な読者ではなく、むしろ初期の作品を除いて全くフォローしていない部外者、3日間にわたる大部のインタビューにはいろいろ示唆深いアイテムが多く。「1Q84」も読んでないのに、読んだ気になって作者の語る様々な洞察に付箋。このインタビューをしている『考える人』の編集長、松家仁之(まついえまさし)という人のツボを押さえた質問や村上春樹の生の声を引き出す聞く力に脱帽。いくつか気になった箇所や引用。
何故「1Q84」が驚異的なベスト・セラーとなり、日本のみならずワールド・ワイドに受け入れられているのか、海外の評価基準は分かった、この時期の国内のヒートぶりはまだ釈然としない思い。
量的に支持される文学というのが信じられない気持ちも。自分の性向として極端なベスト・セラーというレッテルがなかなか村上ワールドに入れない理由なのかもしれないと。繰り返しますがどうでもいいことですが。