Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

久し振りの休日にもかかわらず大事な用件があって店に控えて。
消防署の立ち入り検査が入るということで改善策を用意。前回の視察でいくつか改善命令、そのほとんどがいまだに納得のできない要求だったのでその説明をしていただきたかった。特に楽器置き場として使っているスペースに火災感知機をつけろ、という指摘には全く意味を感じられなかったのでかなり粘ったところ、棚をつければオーケーということになりその棚が設置されているかどうかをチェックしに。先ずどうして棚をつければオーケーで、なければ感知器なのか、ちゃんと説明してください、と迫ったところ、規則にそうなっている、とか棚があれば設置家具とみなされ人が入ることができない、などと曖昧な理由をモゴモゴ言ったので、ここに先ず人が入れますか?そして火を使う可能性がありますか?と質したところ、扉を取ってカーテンにすれば・・などとまた訳の分からないとことを言ってくるので、お説教モードに。
勿論理不尽な法逃れをしているのではなく、どうしたら火事を防げるかとか、火が出た時にどういう対処をしなくてはならないかということには無関心ではないのでかなり丁寧にこちらの気持ちを。向こうも困った顔色になったので、きちんと説明できない内は帰しませんよということになりかれこれ1時間あまり楽器倉庫を巡る攻防。腰が引けていたので折衷案を出して解放。交渉事にはおやじ特有の粘りが出てきて若い消防員はかなり参って、一緒に来た年配の女性署員は頭の固い方で困りながらも規則一辺倒の対応。彼らが帰ってから古い友人でインテリア専門家の大西くんに連絡、絨毯やカーテンの防火タグの相談。急遽三軒茶屋の彼のインテリア会社へ、忙しいところいろいろ教えてくれ百人力を得た思い。
勢いに乗って最近の自分のこだわりや信条を高らかに語り長いこと歓談。最後は車で行きつけのうなぎ屋さんで美味しいうなぎまで奢ってもらい、車で店まで送ってもらい。突然押し掛けたにもかかわらず歓待してもらい、小学校の同級生とはいえ昔の仲間は本当にありがたいなと思い。