Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

高瀬さんと水上さんのナビゲートによる『Good Old Boys』というDJイベント。毎回、ゲストを呼んで3人で好きな音楽を紹介、
今回は最近『ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化』という本を編集したP-VINEの稲葉さんを迎えてビーチボーイズ関連の音源やカリフォルニアにまつわるサウンドを紹介。この方々の話しを聞いていると自分の弱い部分の情報をこと細かに解説してくれるのでマニア魂を刺激、音楽好きが拘る部分ばかりでなるほどと。neachからすると比較的若い世代のお三方が単にマニアックという観点からではなく、音楽を文化の一端として聴いていて、その解説がどれも納得のできる話しばかり。neachはビーチ・ボーイズを中心としたカリフォルニアの文化についてきちんと紹介している書籍や音楽評論を知らなかったので、イベントの最中に上のお店に行って早速この本を購入。
印象的だったアイテムをランダムに。先ず高瀬さんが最初に紹介したビーチ・ボーイズの「Kiss Me Baby」のアカペラ・ヴァージョンがこの上もなくきれなハーモニーで感心。また「Don't Worry Baby」の元歌?として紹介してくれたキャロル・コナーズの曲も面白かった。ランディ・ニューマンの登場に関するコメントやジミー・バートンという変名で演奏しているジェームス・バートンの「Love Lost」というインストやサンディ・ネルソンの有名な「Teen Beat」のドラミング等こうやって紹介してくれると実に新鮮に。
このDJイベントといい、先日の和久井さんのアナログ塾といい、銀次さんの止まらナイトといい、みんな音楽好きにはたまらないメニューなので自分で言うのもおこがましいのですが、この場所は武蔵小山寺子屋と呼ぶに相応しい啓蒙空間。