Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「Hustler's Tango / Lewis Furey」
ルイス・ヒューレイというシンガー知ってますか?『私の100枚』で選ばなければすっかり忘れられてしまいそうなカナダ出身のシンガー。最初の曲「Hustler's Tango」で何とも退廃的でどこかノスタルジックな曲調が印象的、歌詞を訳すとかなりヤバイ曲。何たって1曲目の出だしが♪You say you want to rape me baby♪。タイトルの「Huslter」は売春婦のことで男娼ともとれる内容でその歌声とともに随分滅入ってしまう曲調。他にもドラッグのことを歌ったものや隠語が随所に。バック・ヴォーカルでキャット・スティーブンスや『ロッキー・ホラー・ショー』で知られているティム・カリーが参加していることで関心があったのか、帯の推薦文を鈴木慶一氏が「身も心も阿片に蝕まれていきそうな音楽だ。なんてフランス的な・・」と書いているのを読んだからか、ある時期好んでこのアルバムを聴いていた気。何でも2009年に初来日公演,まだ現役ミュージシャン