Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

[Book]

「2012年part3/ラジオデイズ対談」
平川克美著『言葉が鍛えられる場所』という新刊本。鷲田清一氏の「何度も読みたくなる本」という帯に惹かれて繙いたところ、これは今までの彼の著書と趣きを異にする素晴らしい新刊だと直感。
「言葉」について強い思い入れをもって書かれた詩論と言ってもよい渾身の一冊.彼の並々ならなぬ言葉に対する拘りを随所に感じ思わず襟を正して読んで。
Neachにとってはある時期は遊び仲間、ある時は雇用主社長、喫茶店を偏愛する変わった性向の持ち主、プロレスを真剣に観る仲間、俗と聖を兼ね備えた不思議な存在の人。多様な顔の持ち主。neachは敢えて政治的な発言や為政者を嘆くコメントは書かないようにしている,今度の新刊の内容にはひどく魂を揺すぶられ。こに書かれてある考察や意味を自分なりに咀嚼してみようと思って。