Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「11分で『「死」とは何か』シェリー・ケーガン著 (レビュー、本紹介、書籍解説)」

唐突に変な感慨に思い耽って。自分はいつか必ず亡くなるのだからそのことを前提にいろいろな立ち振る舞いを考えればいいのでは。人間はいつか必ず亡くなるという当たり前の条件。近い内にその日が来ることを実感しているわけではない、この「必ず亡くなる(死ぬ)」という事実を変えることはできない。例え満ち足りた人生を送っても、巨万の富を築いてもあるいは不幸な死を向えてもコロナに感染して亡くなっても「死」という時点では同じ体験。それに向う過程での暮らし方や人との付き合い方や社会との関わり方でその人に対する評価や価値は違って,到達地点は平等。

決して厭世的になったり宗教的になっているのではなく生命体である以上、その事実を忘れてはいけないのでは。

人間の喜怒哀楽も生命が終る時点で等価になってしまうという当たり前の事実からいろいろな考えを敷衍