Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

日頃大変お世話になっているある方がクモ膜下で手術となった、と聞いて一気に暗い気持ちに。アゲインにご出演された方が若くして2名も亡くなっているので、大丈夫だろうか、とても不安な気持ちに。幸い、クモ膜下ではなく無事手術も終わり、命に別状はないとのことで一安心、一時は最悪のシナリオを考えてしまい、この日の落語の舞台作りの手も自然と止まるほど。自分にとって大事な人が亡くなったことを想定するととても心細い気持ちに。自分が亡くなるのは恐くはない、普段当たり前に付き合っていた人が急にいなくなると深い欠落感を感じ。
そんな思いのまま、この日の談奈さんの落語会の準備。この日の落語会はいつもと違った準備をしようと思っていたのでかなり急拵えの作業。生地屋さんへ行って大きな生地を買ってきてそれでジャケットを隠して臨もうという魂胆。丁度いい生地があったのでそれを急いで購入、とってかえして得意の裁縫で上の部分をかがり、テープで固定して壁を覆うという作業を。画鋲が使えなかったのでテープで留めたのですが、それが落ちてきそうな具合で逆に心配の種が増えて。片側の生地が落ちてきてしまい、お客さんの前で直すということに。開演時には何とか落ちないようにと祈りながらの鑑賞となり気が気では(ない)。一日中、心配の種の絶えない落ち着かない落語会。談奈さんの演目は「権兵衛狸」「紙入れ」そして「らくだ」。