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「『東京物語』予告編／小津安二郎」
毎回命の洗濯と呼んでいる箱根の温泉麻雀旅行、今回も実に楽しい時間。内田くん兄弟、平川くん、植木くんというメンバーに感謝。もう既に19回目、これがいつまで続くことになるかという感慨。思い浮かぶのは小津安二郎監督の『東京物語』の中で東山千栄子が孫の勇ちゃんに土手で一人ごちるシーン。「あんた、大きうなったら何になるん？・・あんたがお医者になる頃、おばあちゃん、おるかのう」そんな1シーンが胸に迫る今日この頃,60才を過ぎると楽しい行事が終わると、もはやゴールに向って歩いているような気持ち。決してパセティックな感情ではない、終わりを意識した気持ちになるのはneachだけ(か)。今体験できる楽しい出来事や充足感を抱えながら生きていくことを念頭に置いて行動することが大切。
メンバーに恵まれ、いろいろな知見や情報を与えてくれるこの会合を糧にして日々精進していこうと。平川くんに勧められた『心の旅路』という古いイギリス映画をゆっくり鑑賞。いい映画。